• 吹田市議会 大阪維新の会議員団の政務活動費にかかる不祥事について

    (お知らせ)

    吹田市議会議員団 大阪維新の会・吹田を離団、地域政党 大阪維新の会を離党いたしました。

    このような事態に至り私自身は大変残念であると思うと同時に、付託いただいた市民の皆様には本当に申し訳なく思うところです、お詫び申し上げます。ここに至る経緯は、現状で私の方からお伝え出来るのは下記の通りでありますが、議員団・政党の方から何らかの対応がなされるものと考えるところです。

    取り急ぎ、ご報告申し上げます。

     

    離団・離党に至る経緯
     

    吹田市議会議員団 大阪維新の会・吹田(以下 議員団)において、市から支給される政務活動費の金銭管理上で不適切な扱いが繰り返されていたことが本年8月初旬判明しました。
    公金を扱う立場としてこのような不祥事はあるまじき事ではありますが、発生・把握した際にはすみやかに事実関係を開示し処分等の対応がなされるべきと考えます、当方においても議員団にそのように求めてきましたが令和4年9月22日現在対応はなされておらず、またその見通しすら示すに至っていません。
    この不祥事を放置する状態は看過できるものではなく、この事態をこの議員団及び政党 大阪維新の会(以下 政党)における活動を継続し難い重大な事由と認めることから離団、離党する判断に至ったものであります。
    また、この事態を招いた責任の一端は当方にもあり、今後事態の究明に務めることを申し添えます。

     

    令和4年9月26日

    吹田市議会議員
    斎藤 晃



    (以下、10月4日 追記)
    以上とあわせて、9月26日(月) 無所属会派「党派はなし(とうははなし)」を開設し市議会活動を継続していることをご報告申し上げます。

     

     

     

    お知らせ 10月5日(水)

     

    私の言明によりお騒がせしている吹田市の大阪維新の会議員団の政務活動費にかかる問題ですが、議長・議会事務局からの維新議員団への度重なる報告の要請に応えるかたちで、明日10/6各議員団の経理責任者会議が開催されそこで報告される運びとなりました。

    当方も新会派の責任者として出席します。

    不祥事の対応がしかるべき方向へと改められ、僅かでも問題の解消へと進むことを願うばかりです。

     

     

     

    不適切な出入金にかかる当方からのご説明 10月6日(木)

     

    大阪維新の会・吹田市議会議員団の不祥事にかかり、お知らせさせていただきましたとおり、10月6日(木)経理責任者会議が開催されました、当方も維新議員団を離団した後の新たな無所属会派の代表者として出席し、この不祥事の当時の所属議員として、ご迷惑をおかけし吹田市議会の名誉を毀損したことと併せてお詫びさせていただきました。
    また市民および関係者の方々にも重ねてお詫び申し上げます。

    会議では大阪維新の会議員団代表者から状況の概要が説明されました、しかしながら出席議員の方々から報告の内容が不十分・不明瞭であるなどの厳しいご指摘がありました、また、通帳を公開せよとのご指摘もありました。
    私自身としましても、9月26日(月)のご報告にあるとおりこの不祥事の責任の一端を負うべき立場から、下記についてここに説明させていただきます。

    各種報道にありますように、当該議員が経理責任者であった際の度重なる不適切な出入金にかかる件ですが、当方は 令和元年度(2019.4.1~2020.3.31)、令和2年度(2020.4.1~2021.3.31)議員団代表でその間の経理責任者の任命権者であり、令和元年度の決算報告を経理責任者に課すべき立場にありました。
    令和元年度の決算報告に際しては、使途の不明瞭な出金2回入金1回52,000円をその際確認しましたが、目的理由の説明は必ずしも十分では無かったものの、1ヶ月程度内に入金されてあったこともあり、疑念を抱かれる出金は禁じると厳重に注意するに留めておりました。この時点でさらに厳しい対応を行っておれば問題はここまで拡がっていなかったと反省するところであります。
    令和2年度に関しては、本日の議員団の報告にあったように説明のつかない出入金が4件111,800円が提示されていますが、報告のあった4件以外にも3件の出入金に関して十分な説明が必要な(見方によっては不明な出入といえる)ものと考えます、この年度は政務活動費の補助金(公費)を活用しない、団員個人の私費を充てるという議員団の方針から年度中の通帳の検査を怠りやり過ごしていた、通帳とキャッシュカードの管理を任せきりにしておりこの実態を把握出来ていなかったというのが実情です。この年度に関してもやはり問題意識が欠落していたと重ねて反省するところであり、この間、議員団代表として責務を果たせていないとの責は免れません。

    その後、代表職は持ち廻りの慣例でもあり、令和2年度末をもって当方は代表を辞職し、令和3年度(2021.4.1)からは高村議員が代表に就いております。

    以上、お詫び申し上げるとともに、当方が代表の任にあった期間の不適切な出入金にかかるご説明とさせていただいます、よろしくお願い申し上げます。


    吹田市議会議員団 大阪維新の会・吹田 のHP当該記事です
     

     

     

    10月8日(土) この週末の状況

    10月6日(木) 当該議員の辞職届が提出された旨が報告、経理責任者会議開催され当該議員団から上記の説明され、ここで初めて事態が表沙汰となり各種報道機関が取材を開始、報道されました。
    10月7日(金) 臨時に議会運営委員会が開催され、その際に当該議員団の通帳が開示され、参加委員は驚きの中で主にその日付や金額、使途についての質問がなされました。当方も、当時の代表者として出席要請がなされ質問にお答えしました。


    10月9日(日)をもって当該議員は辞職しますが、現在のところでは、その不祥事の大部分は解明はなされておらず、その経緯や背景、この状況に追い込まれるまで公表・説明され無かったことに政党の関与も含めた究明が必要であり、当方ももちろんそれに協力し、折に触れて言明してまいります。


    あくまでも、当事者である大阪維新の会吹田市議団、及び政党から主体的に対応なされるべきとの立場を現在も継続しております、なにとぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。